年を取ることは良いことですが…
年をとると言うことは悪いことではありません。
しかし人間はいつまでも元気でいられるわけではありません。南馬宿村は毎年約1歳ずつ平均年齢が上がる異常事態が続いています。このままでは近い将来村の人口が0人になり、南馬宿村は消滅してしまうでしょう。
まずは少子高齢化を目指そう
意外に思われるかもしれませんが、南馬宿村は少子高齢化ではありません。
しかし少子高齢化ではない南馬宿村は無子高齢化が問題となっています。平均年齢が高くなり村民の生殖機能が失われてしまった南馬宿村、村の人口を増やすためには積極的に移住者を受け入れるしか解決方法はありません。無子高齢化を解消するためにもまずは若い世代に負担をかけられる少子高齢化を目指しましょう。
高齢者の知恵と経験を活かす
南馬宿村では、長寿の知恵や伝統的な技術を後世に伝えるため、高齢者が主体となって地域の活動やイベントを企画・運営をする必要があると考えています。また、高齢者が移住者に田舎暮らしのいろはを教える「じいちゃん・ばあちゃん塾」を開催したり、古き良き時代の知恵や生活スタイルが伝承することが必要です。
移住者ホームステイ制度
移住者と高齢な村人が協力し合うことで、地域全体が元気になるという考えのもと、移住者が高齢者の家庭で暮らすホームステイ制度が平成35年5月1日より設けられます。
移住者は高齢者の家庭での生活を手伝い、その見返りとして住み込みで働くことができます。これにより、高齢者は孤独感や介護負担を軽減でき、移住者は南馬宿村で生活する上での知恵やスキルを学ぶことができるという、双方にとってメリットがある制度です。
安易な村八分を止めましょう
南馬宿村は毎年田舎暮らしに憧れた移住者がやってきますが、そのまま住み続けるケースは稀です。移住者が定着しない原因の一つは村八分です。移住者の9割以上が1年以内に村八分にされていると言われています。都会から移住した人が英語のシャツを着ていたり、髪の毛を茶髪にしているからと見た目だけで村八分にするのは止めましょう。チャラチャラした出で立ちでもまともな人間はいるものです。確かに不安はあると思いますが、このままでは村が消滅してしまうことを良く考えて行動しましょう。
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