南馬宿村では肥溜めから発生するメタンガスによる爆発事故が後を絶ちません。
【事故事例】
健三郎さん(88)と一輝さん(79)が肥溜めのすぐ近くでチャンバラをしていたところ、刀と刀がぶつかった際に出た火花が肥溜めのガスに落ちて爆発。健三郎さんは焼死し、一輝さんは体の左側半分が肥溜めタトゥーで変色、3週間後に体が腐って亡くなりました。
村八分にされた男性(名前不明)が農道を歩行中、志乃江さん(86)が自宅の2階の窓から狙撃しようとしたところ手が震え、銃弾が肥溜め横の石を直撃。飛び散った火花が原因で肥溜めが爆発。村八分にされた男性に石が直撃して即死。
移住したばかりの谷口さん(46)が、バッテリーを肥溜めに落としたところ爆発。肥溜めタトゥーから敗血症を起こし死亡。
肥溜めの爆発は恐ろしい
・死亡率が高い
肥溜めの爆発の恐ろしいのは死亡する確率がとても高いことです。南馬宿村の調べによりますと、肥溜め爆発事故での致死率が75%と高くとても危険です。
・肥溜めタトゥー
肥溜めの爆発事故に巻き込まれて運良く生存できたとしても待つのは地獄です。爆発で凄まじい勢いで飛び散った下肥等の異物が皮膚に埋まってしまう、肥溜めタトゥー(外傷性肥溜刺青)に苦しめられることになります。ファッションタトゥーとは異なり下肥が沈着してしまうと悲惨です。また、感染症の危険もあります。肥溜め爆発に巻き込まれた生存者の約80%は感染症か、苦痛から逃れるために自殺で亡くなっています。
生活する上で欠かせない肥溜めですが、便利の影に潜む危険の存在を絶対に忘れないでください。