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オーバーツーリズム問題

観光客が急増し、所謂オーバーツーリズムが問題となっています。

南馬宿村では観光客観察は村人の良い暇つぶしになります。ところが、近年観光客が増えすぎて、村人が観光客観察に夢中になり、村の行事を忘れてしまう事案が発生しています。

受け入れられる限界を超えて観光客が訪れることをオーバーツーリズムと言うそうですが、南馬宿村も完全にその状態に陥りました。

10年間の観光客数推移

平成25年:1人
平成26年:8人
平成27年:5人
平成28年:11人
平成29年:13人
平成30年:16人
平成31年:19人
平成32年:20人
平成33年:22人
平成34年:35人
平成35年:53人

平成35年の年間観光客数は平成25年と比べると53倍にもなっています。

観光客
2人の団体で村を訪れるケースも。

観光客数増加の要因はよく分かっていませんが、24時間営業のスキー場オープンや、シーソーの設置の影響が大きと思われます。

このまま観光客が増え続けると、村に悪い影響が出る恐れがあるので、緊急会議を行いました。

そこで、以下の2つの対策案が採用されることが決まりました。

対策1

落とし穴を増やす
現在、南馬宿村には落ちた観光客を村人が見て楽しむための落とし穴が数か所設置されています。オーバーツーリズムにより増えすぎた観光客を間引くために、自力で出てこれない落とし穴を多数設置す、村に訪れなかったことにします。

問題点:誤って村人が転落する可能性がある。

落とし穴

対策2

旅行者を快く受け入れ、労働体験してもらう
旅行者が南馬宿村に訪れた理由を調査したところ、旅行者にとって南馬宿村の日常は”非日常”に該当することが分かりました。旅行者は村人がどんな生活をしているのかを知りたがっているので、雪下ろし、溝掃除、バキュームカーの清掃、草刈り、肥溜めの撹拌等を体験してもらいます。

バキュームカー

また、村立刑務所の服役体験や、村のイベントであるフンコロガシ大会やスギ花粉ぶっかけ祭り、寒中水泳の旅行者枠を設けることも検討しています。

南馬宿村 村立刑務所
村立刑務所の服役体験は以下の4つのコース
・懲役5年コース
・懲役10年コース
・懲役15年コース
・無期懲役コース

 

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南馬宿村役場

日本政府に忘れられた唯一の村、南馬宿村。良く言えば自然豊かな環境で人間味溢れる村人たち。悪く言えば江戸時代以下の文明レベルと感情をむき出しにする村民。そんな村八分に移住しませんか?

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