先日開かれた村の集会にて、最高齢の文子さん(149)から「都会は上に展開する住宅で人口が増えた」との極めて先進的な知見が共有されました。これを受け、重敏村長は村の無子高齢化を打破する一大プロジェクトとして、超高層マンション「南馬宿タワー」の建設計画を厳かに発表いたしました。
このタワーは、村の建築技術の粋を集めた驚異の「4階建て」で、なんと4世帯もの同時入居が可能となります。地震の際には倒壊してもすぐに再建できるよう、あえて柱を固定しない伝統の「廃墟風工法」が採用される予定です。
都会のタワーマンションに欠かせない昇降機(エレベーター)も当然完備されますが、当村は電柱も電気代も存在しないため、駆動源は完全な「人力」となります。こちらは主に、日頃から村への貢献度が試されている移住者の皆様に、24時間交代でお引き受けいただく(半強制的なお願い)ことになりました。
さらに、各階の床にはあえて大きめの隙間を設けることで、南馬宿村の豊かな自然を五感で堪能できる「24時間天然換気システム」を実現。冬場は火鉢の煙が全階に共有され、一戸分の炭でタワー全体が暖まるという、極限の省エネ設計となっております。なお、各階のベランダには最新型の肥溜めが標準装備されるため、上層階からの予期せぬ飛散物については「自己責任」と「お互い様の精神」で処理していただくルールです。
現在、八つ目樹海の木材を使った基礎工事が始まっておりますが、若手(75歳)の腰痛が頻発しており、完成の目処は立っていません。
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