芸能人は歯が命、一昔前のCMのキャッチフレーズですが、一般人にとっても歯は命です。歯の健康を守ることは命を守ることに繋がります。歯科医のいない南馬宿村では虫歯になったら地獄。南馬宿村で虫歯になる人の9割が移住者です。
南馬宿村生まれの人が虫歯にならない理由
南馬宿村で生まれた人は、子供の頃から木をかじっています。今は村に子供は一人も存在しませんが、50年以上前までは子供は木の枝をかじりながら歩いていました。村内にはかじられた跡がある木がたくさんありますが、野生の動物の仕業ではなく大半が村人がかじった跡です。
木をかじる事によって歯や歯茎が強くなり、歯の表面に付着した歯垢を除去。虫歯や歯周病にかかりにくくなります。子供の頃から木をかじっている村人に比べ、移住者は歯茎が弱いのでいきなり木をかじると血が出ます。必ず村民の指導を受けながら木をかじりましょう。また、季節によっては木をかじる際に樹皮に生えた毒キノコを口の中に入れてしまう恐れがありますので、十分注意してください。
木片を持ち歩こう
木片を持ち歩けばいつでも歯磨きできます。
もし南馬宿村で虫歯になったら
万一南馬宿村で虫歯になったら放置せず、毎週行われる集会の際に必ず申し出て下さい。
- 集会の際に虫歯が有ることを申請
- 広場に村人を集める
- 抜歯される人は酩酊状態寸前まで酒を飲んでもらう
- 首から下を土の中に埋め、しっかり固定する
- イノシシの胴体にワイヤーを巻いて、抜歯する虫歯に括り付ける
- イノシシの尻をノイバラで作った棘鞭で打つ
- イノシシが暴走して歯が抜ける
南馬宿村では抜歯は一大イベントです。村人は酒を飲みながら抜歯の一部始終を観戦します。痛がる程喜ばれます。
抜歯後は要注意
麻酔無しで抜歯しますので猛烈な激痛で気を失う人もいます。気を失ったら村人がバケツの水をぶっかけます。また、出血もします。口内を清潔にしておかないと敗血症で死にます。
抜歯の悪循環
南馬宿村流の抜歯はかなりのハイリスクです。抜歯後は激痛で眠ることもできず、しばらく食事もできず栄養が不足します。体力が衰え免疫力も低下しますので、敗血症になりやすくなります。毎年虫歯で2~3人の移住者が亡くなっています。歯や歯茎は大切にしましょう。
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