先週南馬宿村に移住された方が、移住するまでは世界的な物価高で大変だったけど、南馬宿村では物価高は関係ないですね、と言っていました。
物価高だろうが関係無し
世間はコストプッシュ型のインフレが進行、円安も進み物価が高くなり生活が苦しくなているそうです。南馬宿村に住んでいるとそんな事考えたことありません。なぜなら南馬宿村では通貨が意味をなさないので価格の設定が存在しません。つまり物価も存在しないのです。
ネギが欲しけりゃ身体を動かせ
南馬宿村でネギ1本欲しい場合、1万円札があっても売ってくれません。
「肥溜め撹拌しておいたよおー」
「悪いねー、ネギ持ってってー」
修理して欲しけりゃ食料差し出せ
住宅の扉が壊れてしまっても、100万円支払おうが修理してくれません。
「おーい、米と鹿の肉置いとくから家の扉修理しておいて」
「おー、今日中にやっておくべー」
物価が安い高いは、商品やサービス価格の平均が安いか高いか。価格が存在しない南馬宿村では物価が高い安いどころか物価そのものが存在しないのです。
年金制度もありませんが…
通貨はもちろん、石油も金の価値も認められません。指標となるのは人間が生きていく上で欠かすことができない食料や労働力ですが、高齢者は提供できる労働力も少ないので70歳以下の若者は率先して労働力を提供しなければなりません。南馬宿村には年金制度がありませんが、若者や移住者が高齢者を支える必要があります。
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