南馬宿村で使用できる暖房について

南馬宿村の冬は気温が低い上に風が強く、とても寒いです。10月中旬～5月上旬は暖房が無いと生活できません。

南馬宿村は電気もガスも通っていませんので、一般的な暖房器具の使用はできません。都会から石油ストーブ等の暖房器具を持ち込んで使っていた移住者もいましたが、村人が見たことがない暖房器具を使うと村八分にされます。

村内で使用できる暖房

南馬宿村で使用できる暖房は以下になります。それ以外の暖房はトラブルを避けるために使用しない方がよいでしょう。

火鉢、囲炉裏、行火

基本的に暖房といえば火鉢、囲炉裏、行火です。
しかし、70歳以下の若者や移住者が使うと、

「あいつは怠けている」
「甘え過ぎだ！

と小言を言われる可能性が高いです。

乾布摩擦

移住者や70歳以下の若者におすすめしたいのが乾布摩擦です。摩擦熱と運動することによる体温上昇のダブル効果があります。

また、暖かくなるだけではなく、免疫力もUP、皮膚も丈夫になります。

おしくらまんじゅう（押し競饅頭）

1人ではできませんが、2人以上集まる時はおしくらまんじゅうもおすすめです。

おしくらまんじゅうは、体幹を使って押し合いをするので体温が上昇。さらに上昇した体温を複数の人が密着して保温するのでとても暖かくなります。

また、村で

「今日は寒いですね」

と安易に発言すると、

「私の家の雪かきや雪下ろしをして温まりなさい」

等と、高確率で何らかの重労働をするよう言われます。もちろん断ったら人の親切を踏みにじる行為と思われ、もっと面倒なことになります。