田舎暮らしを始めたくて下見をしに来る人もいると思います。
南馬宿村にも時々下見に来る人がいますが、そんな時に村人から
「○○すると良いよ」
「○○はしないほうが良いよ」
といろいろアドバイスをしてくれます。
また、移住してすぐにも村人から覚えきれない程いろんなアドバイスを受けることになります。
すると
「なんて素晴らしい村なんだ」
「村人の心が暖かい」
とこの段階で感動する人も少なくありません。
ところがこのアドバイスには罠があって、アドバイス通りに行動しなければ
「あいつは分からず屋だ」
「わざわざアドバイスしてやったのに無視するとは何事だ」
とたちまち評価が地に落ち村八分にされます。
そう、
アドバイスは命令
なのです。
怖いのは移住した直後だけではなく、これがいつまでも続くこと。
例えば南馬宿村に移住して20年の男性が村八分にされた林さん例を紹介します。
村人「おーい、林くんいるかー?お宅の肥溜め今日中に撹拌しておいたほうがいいぞー、分かったかー」
林さん(畑で作業していた)「分かったよ、後でやっておく、ありがとねー」
林さんは農作業を終えると、当番の広場の草むしりやバキュームカーの清掃、痰壺の回収及び設置・清掃を実施。夜ご飯を食べるまもなく夜の集会と集会に参加した高齢者の送り迎えのお手伝い。家に帰り食事の支度をする前に10分程仮眠をとろうと横になりました。ところが目を覚ましたら朝の5時。
「しまった!」
と思ったときには時すでに遅し。畑に廃油が撒かれ、家の前に「この家の物ご自由にお持ち帰りください」の看板が立てられていました。嫌がらせはエスカレートしてその日の午後村八分にされました。
自分の肥溜めであっても撹拌したほうが良いよとアドバイスを受けてしまった林さん。アドバイス通りの行動をしなかったので悲惨な結果になってしまったのです。
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