移住者が都会から南馬宿村に来る時に、不要な物を持ち込みトラブルになるケースは珍しくありません。近代的な家電やコンピューターがご法度で有ることは皆さん事前に調べられていますが、ちょっとした小物が村八分の原因になります。カラフルなスニーカー、デジタル腕時計、イヤリング、デジタルカメラ、ラジコンカー、サングラス、香水等、 例を挙げたらきりがない程あるので、基本的に手ぶらでの移住が安全です。
しかし、去年の年末に移住した島田さんが持ち込んだスーパーボールが村人に大ヒット。ワシもオイラもアタイもワイもと奪い合いが始まりました。島田さんはとても賢い方で、少ないスーパーボールを奪い合い騒動になったら村八分にされてしまう、と危機を感じたらしく、一旦都会に戻り3,000個のスーパーボールを購入して村人に配りました。
村人は朝から晩までスーパーボールで遊んでいます。昨夜行われた集会でも、今後スーパーボールを使ったイベントや大会で村おこしができれば無子高齢化から脱却できるに違いない、と盛り上がっていました。
南馬宿村村長 重敏
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