【今年もやります!】平成38年 スギ花粉ぶっかけ祭り
日ごとに日差しが春めいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。南馬宿村では今年も、待ちに待った「スギ花粉ぶっかけ祭り」の季節が到来。
村の75歳以下の若い衆が八つ目樹海の奥深くから、完熟したスギ花粉を大量に収穫。この祭りは、村の広場に集まった村民たちが、互いにスギ花粉をぶっかけ合って、全身を黄色い粉末で染め上げるという、伝統ある荒行です。
都会ではアレルギーなどという甘えがまかり通っているようですが、我が村にそのような概念は存在しません。目や鼻から液体を垂らし、のたうち回る姿こそが、体内から毒素が排出されている証です。この試練を乗り越えられぬ者は、自然と「姥捨山」への道が開けることでしょう。
なお、昨今の異常気象により花粉の量は例年の三倍となっております。視界が黄色く遮られ、隣で叫ぶ者の顔も見えぬほどの濃厚な空気の中で、村中に響き渡る夜驚症の叫び声とくしゃみの合唱は、まさに南馬宿村の春の風物詩。皆様も、自身の免疫力の限界を試すべく、どてら姿でご参加ください。
今年のスギ花粉ぶっかけ祭りは一週間ぶっ通し!
- 開催日時:平成38年3月10日 日の出 ~ 平成38年3月16日 日没まで
- 会場:広場
- 主催:よもぎ会
- 参加義務者:85歳以下の村人全員(85歳位上の参加も大歓迎)
- 実施内容:ダンプカー21台分のスギ花粉を広場に山積み。酒を飲みながらスギ花粉をかけあいます。
- 目的:村民諸氏との交流を深め、併せて花粉症などものともせぬ強靭な身体を鍛え上げます。
- 如何なる理由があろうとも、欠席など断じて許されません。
- アレルギー薬の服用は禁止
スギ花粉ぶっかけ祭りのルール
広場にダンプカーで運搬した花粉で山をつくります。今年は花粉の量が多いのでダンプカー21台分。


バケツ等に花粉を入れて、村人にぶっかけましょう。
歩いている村人、自宅で自宅で眠っている村人、何でもアリ!
ぶっかけられても恨みっこなし。
一昨年から採用された新ルールも継続。
・刑務所に収監されし受刑者にも花粉をぶっかける
・花粉をぶっかけられた、その花粉を回収して広場まで運び再利用する
アナフィラキシーショックを発症したら

万が一、アナフィラキシーショックにより喉が腫れ上がり、呼吸が途絶えた際、現場の村民は躊躇してはなりません。村内各所に配備された「救命用パイプ」を、対象者の喉元へ迷わず突き立て、力任せに気道を確保せよとの布告が出されました。
無医村である我が南馬宿村において、これは医療行為ではなく、一種の彫刻に近い荒業です。死に至る危険は必然であり、それを運命として受け入れる覚悟が問われます。
さらに、アナフィラキシーショックにより血圧が急低下し意識を失った者に対しては、バキュームカーの排圧を利用した衝撃注入や、冷水の激しい浴びせかけなど、あらゆる物理的刺激による叩き起こしが推奨されています。
「倒れることは許されない、倒れたら最後、村の知恵が牙を剥く」
この地獄のような黄色い霧の中で、最後まで立っていた者だけが、南馬宿村で次の一年を生きる権利を得るのです。
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