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南馬宿村に移住したある男の1日

南馬宿村で生活する移住者の1日を紹介します。彼は45歳で南馬宿村に移住し、今年で3年目。この村の仕組みをある程度理解できているようだ。
4:00
ドアをバンバン叩く音が聞こえるてきた
「おーい、おーい、出てきてくれー!軽トラが脱輪しちまっただー、手伝ってくれんかー」
ここで布団から出ずに無視すると勝手に部屋まで上がり込んで来ることは確実。
因みに田舎の家には鍵など存在しない。鍵を取り付けようものなら
「我々を泥棒扱いするのか」
「人付き合いを拒絶するつもりか」
とあらぬ疑をかけられ村八分状態になってしまう。

4:30
軽トラの脱出に成功。帰って少しだけでも休もうと思っていたら隣の家の老女から、ニワトリが脱走してしまったので捕まえて欲しいと頼まれる。

5:30
村民全員が村の広場に集まり毎日行われる健康体操に参加。体操よりも疲れるのが高齢者を広場まで送迎することだ。65歳以下は若者扱いされるので、しばらく高齢者のエスコートは避けられないだろう。

6:00
朝食の準備、朝食をとる。

6:30
広場回りの草むしりとコミュニティーセンター周辺の草むしりに駆り出される。草むしり中蜂に刺された村人を病院まで搬送を任される。

9:00
草むしりが終わりイノシシが倒したフェンスの修復作業を押し付けられる。一箇所だけだと思っていたら、8箇所も倒れていた。

11:00
村のイノシシ対策の委員長に任命されたので、その任命式に参加。強制的に任命されたが断ろうものならどんな仕打ちを受けるかわからないので、しかたなく。

12:00
ランチに招待されたので中村家に出向き、食事。

12:45
ランチを食べたら「タダでは飯は食えねーぞー」と、ナスの収穫を手伝わされる。

14:00
自分の畑で一仕事。本当はトマトやアスパラガスを栽培したかったが、村民に駆り出されるので手のかからないネギのみ。

15:00
自慢の石窯に使う薪割り。明日の昼はこの石窯で焼いたピザを村人たちに振る舞う約束なのだ。

16:00
公民館の音楽会に参加。木琴を皆で演奏する。高齢者の送り迎えも任される。楽しいめそうな要素は全く無いが、この村で生活する以上はこういったイベントへの参加は絶対だ。

17:30
夕食の準備、夕食をとる。

18:30
村のカラオケ大会に参加。不参加はありえない。当然高齢者の送り迎えもセットだ。

20:00
家の掃除

20:30
風呂

21:00
ゲリラ豪雨で川が増水。まだ水位は危険なレベルではなかったが、高齢者ピックアップして公民館に避難するよう同報無線で指示が出る。

23:30
雨が治まり高齢者を自宅まで送りながら自宅に帰る。

24:30
再度風呂に入って就寝

4:00
公民館が雨漏れしてるので65歳以下の若い衆はすぐに集まるよう同報無線で指示が出る。

以降省略


上記で発生した燃料代やフェンスを修理する材料等は全て自腹。請求したくても南馬宿村には税収が無なく、労力と言う税金を若い衆が提供することによってこの村は成り立っていると考えるしかないのです。

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南馬宿村役場

日本政府に忘れられた唯一の村、南馬宿村。良く言えば自然豊かな環境で人間味溢れる村人たち。悪く言えば江戸時代以下の文明レベルと感情をむき出しにする村民。そんな村八分に移住しませんか?

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