南馬宿村にはお花見の習慣はありません

お花見場所取り騒動

南馬宿村には以前20本の桜の木がありました。

お花見場所取り騒動

村人は春になると桜の木の下でぼた餅を食べながら地酒を飲む習慣がありました。

ところがお花見場所取り騒動があってからはその習慣が無くなってしまいました。

事の発端は移住者の場所取り

昭和62年の4月18日、南馬宿村に移住者して3ヶ月の家族がブルーシートで桜の木の下に場所取りをしました。それを見て他の移住者もブルーシートで場所取りをして、合計15畳ほどのスペースにブルーシートが敷かれました。

昔から住んでいた村人がこれは便利だとブルーシートに座り込みぼた餅を食べ始めました。移住者がブルーシートは私達の場所だと主張した瞬間、村人は激昂。

「この村を乗っ取るつもりか!」
「インベーダーだ!」

火に油を注いだ移住者

村人らが憤慨していたところ、移住者は

「一時的にこの場所を使いたいだけです」
「後でもしないと移住者は花見ができないんです」

これに対して村人は

「我が村の美しい桜を奪おうとしてる!」
「まずは桜の木、そして村を乗っ取るに違いない!」

そして悲劇が

「桜の木があるからいけないんだ!」

則義さん(当時93歳)がそう叫び、全ての桜の木に硫酸をぶちまけてしまいました。

やがて桜の木は枯れてしまい南馬宿村から桜の木は無くなりました。